一言の重み
今日、大学の授業でグループワークをする時間がありました。
グループワークの中でサークルについていろいろ調べていると、
料理サークルというものを見つけました。
そのサークルは、月に一回みんなで集まって料理をしておいしく食べる、
という活動をしているサークルです。
またそれだけでなく、町のイベントに出店をするなど、
地域の人たちとも関わることのできるサークルで、とても魅力を感じました。
自分は普段から料理をするので料理をすることは好きだったし、
これも自分を変えるきっかけになるかもしれない、と思い、
”このサークルに参加してみたいな”と思いました。
その授業の後に学食に行き、友達と一緒にご飯を食べていました。
そこにそのサークルに行ったことのある友達がいたので、
「自分も料理サークルに行ってみたい」
と言ってみました。
するとその隣に座っていた別の友達に
「そんなのネタでしかないやろ(笑)」
と言われました。
自分は背が高いほうなので、
”そんな大きい男が料理をするなんて似合っていない”
というような意味を含んでいるようでした。
その瞬間、”サークルに行ってみたい”という気持ちが一気になくなってしまいました。
相手も悪気があって言ったわけではないと思ったので、
「いや、普通に面白そうだから!(笑)」
と言ってそこでその話は終わりました。
しかし心の中では料理サークルに対する気持ちはだいぶ冷めていました。
それに結構仲の良い友達にこのようなことをいわれたことにもショックを受けました。
”相手は自分が料理を好きなことも、料理サークルにとても魅力を感じたことも全然知らないはずなのにどうしてこんなことを言われないといけないのだろう”
と思いました。
もし自分がそこで友達に、
「いいね!面白そうじゃん!」
などとプラスの言葉をかけてもらっていたら、
こんな思いをすることもなかったと思います。
今日のこの出来事を通して、
”言葉の持つ力”
はとても大きいものであると感じました。
自分の何気ない一言は、
一瞬で相手を励ますこともできるし、
逆に相手を落ち込ませることもできる。
だからこそ自分の発する言葉にはしっかり責任を持つことが大切
言葉は人の心を動かすには十分すぎるくらい大きな力を持っている
そういうことに改めて気付かされました。
これからは自分の言葉を相手がどう受け止めるか、
しっかり考えていきたいと思います。
当たり前のことかもしれないけど、
とても大事なことだと思いました。
料理サークルに行ってみるかどうかは、
今後またゆっくり考えていこうと思います(笑)